結社誌用短歌

作れないかなぁと思ってたんですが、何とか帳尻合わせました(苦笑)

  『声』

★宵闇に浸食されゆく天空に繊月ひとつ傷つきしまま

★毛羽立つた古い畳とわたくしを苗床としてキノコが育つ

★いつまでも続く闇夜の底ふかく鹿なく声の走り抜けたり

★振り回す呪詛の矛先さだまらず牡蠣殻の固き口こじあくる

★しなければならぬ何かとしたきこと決めかねて空にオリオンを見る

★回り巡る年のおはりに善きことを一粒一粒かぞへてみやう

★両翼をひろぐればふはり舞ひあがるなり重き身は風にまかせて
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by sei_97 | 2007-01-05 22:41 | 短歌
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