価値観

いや何てことはないんです。
『メリーポピンズ』のDVDを久しぶりに観たわけですよ。
楽しくて大好きなんです。

お正月には遊びに来た子どもたちと『ダンボ』観ました。

『ダンボ』の、あの価値観のひっくり返し具合が大好きで、たぶんディズニーのアニメの中では一番好きかもしれないくらい好きなんです。

「耳が異常に大きい」という理由だけでいじめられて、笑いものにされて、存在を否定されて、それをかばった母親はオリに繋がれてしまって。

そんなマイナスイメージでしかない「耳が異常に大きい」ということを逆手に取って、彼に「空を飛ぶことができる」というまったく非常識な才能を見いだすのが、サーカス小屋の嫌われ者のネズミと街の嫌われ者のカラスたち、っていうね。

マイナスイメージをプラスに変えたときの爽快さ。
何度観ても楽しいしすっきりするし。


で、『メリーポピンズ』もそう。
「考え方一つで、つらい仕事も楽しいゲームになる」とか、
空想の中に遊ぶ楽しさとか、
高い屋根の上からロンドンの夜景を見下ろして、「これが見れるのは、神様と星と煙突掃除屋だけの特権だ」って言ったり。煙突掃除屋って底辺とされていた人たち。その価値観のひっくり返し。大道芸人しかり、路上絵描きしかり。

でさぁ、楽しいよなぁって思いながら見てたんだけど、
そのメリーポピンズが、雇い主である超堅物のバンクス氏に「あ、ちょっと来てくれ」と呼ばれて説教される場面。

今まで何ともなく見過ごして来てたんだけど、ウチの職場の上司と同じこと言ってるんだなぁ、彼が。そして、彼にメリーが「私もそう思います」と答えるように、目的は違わないんだよな。なのに、なぜか分かり合えない。方向性が違う。目的は同じなのに。

それが観ててつらくて。
メリーは強いし、職場は組織じゃないし、もちろん作り話だから、メリーの価値観が受け入れられて、現実にはありえない形でのハッピーエンドとなるんだけど…。

私の敵は私の上司ではないことはわかってる。

私の敵は「価値観の違い」なんだ、って思った。


価値観の違い。


今の日本がおかしいっていうのは、けっこう多くの人が口にしてると思うんだけど、その「おかしさ」の元凶が「今の価値観」だってことをどうして偉い人たちはわからないんだろう。

どう考えても、耳が異常に大きいだけで笑いものにされる価値観はおかしいし、仕事を子どもたちより優先するバンクス氏の価値観もおかしい。


今日ちょっと昼寝をしてる間に職場の夢を見て、そこにやっぱり溶け込めない自分がいて、目が覚めたときとても悲しかった。


まとまってないな、今日は。
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by sei_97 | 2007-01-09 23:10 | 教育とか社会とか
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