結社誌今月分&月例会

  『繚乱』

幹は朽ち倒れかけたる老木の枝枝に桜爛漫と咲く

老木に守られて咲く野の花の小さきむらさき日の当たりけり

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咲き満つる桜の老木の根元よりヤツデ生えをり天狗の土産

濃い紅をすべてはるかな天に向けつつじの蕾は時を待ちゐる

はしやぐ子とはしやぐおとなの声のなか桜はしづかに風を受けをり

甲高く百舌鳥啼き桜の花を喰ふ青空のもと花びら揺るる

桜花いろあはくして春生れし少女ひとりを溶かしゆくべし

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(見知らぬ少女が桜に溶け込みそうだったので思わず望遠で隠し撮りしてしまひました(汗)…顔とかわからないから肖像権犯してないよね(大汗))



風もなき真昼さくらの花びらのひらり足もと 空を見上ぐる

大空をどこまでのぼるぴちぴちと春のかすみを喰うか雲雀よ
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by sei_97 | 2007-04-07 23:54 | 短歌
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