結社誌6月分歌稿

ハイ、横着ブログでございます(苦笑)

     「 融 解 」

曇天に雲雀はのぼる 声のみになりてこゑのみ雲雀はのぼる

鳥の啼くこゑをたづねて草藪をかきわけゆける迷ひ子ひとり

蟻の目の高さに原を見渡せば晴れわたるそらははるけくひろし

海をもとめ走る車は山道に迷ひこみたりさみどりの闇

幻聴のなくなりしこと告げきたる少年の目は孤独を見つむ

ぴちぴちと止まぬ雲雀の高きこゑ天を大気をわれを貫く

はたらかぬわれの憂鬱忙しきひとの憂鬱とけあはず 夜
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by sei_97 | 2008-06-05 23:28 | 短歌
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