締め切り近くなると、近所の3人(ま、私と娘と彼氏なわけですが(笑))が焦り始めます。
で、今日は彼の仕事が休みだったので、ファミレスで「即詠大会」をやって遊びました。 題を出し合って、大体一つの題に5分くらいで詠んじゃう。 私はとてもじゃないけど、結社誌に出せるようなものはできませんでしたけど、一応ご披露(笑) 【さかな】 ★煮えたぎる油の横にはらわたを抜かれたる魚ちいちいと啼く 【木】 ★淘汰とふことばを思ふ 柿の木は青き果実を自ら落とす 【川】 ★せせらぎの音のみ聞こゆ闇の夜のあてなき散歩のたどりつく果て 【出口】 ★この部屋は出口ばかりが連なっているのだ 雨の音が聞こえる 【土・地面】 ★掘り下げてゆけばどこかに出られると信じるものはすくわれている 【恋】←全然恋歌にならなかった(^^; ★たましひの落ち着き先を探すなら宇宙の闇へ溶けゆけよきみ ★支配されぬ場所をもとめる魂はとけあひながら拡がりてゆく 【正義】 ★昼寝する猫 鳥を呑む蛇 過ぎてゆく時のなかすべてはまわる 【色】 ★世の中のすべての色の光線を浴びせてあげるきみのステージ 【雨】 ★酸性雨のシャワーを浴びて肉体を端から徐々に溶かしていこう ★雨降って固まる地など持たぬからきみの名前をつぶやくばかり ★降る雨を集めてサクマの缶に入れオレンジ味だけ口に放り込む 【希望】 ★チョコパフェの上に乗せられつやつやと輝くチェリーを口に転がす ★ゆっくりと深みに沈み込んでゆく木の葉に乗せたわたしのおもい ★停電の夜のろうそく一本の揺れるオレンジ色のあかるさ ★なるようになるさと笑えば曇天のすきまに心が吸い込まれてゆく 【山】 ★旅先の見慣れぬ山にジャスミンと名づけて帰るひとりの夜更け ★七月の山のみどりの濃き色に目を閉じている今日のわたくし ★山わらう春が過ぎればどのような表情なのか七月の山 ひどいなぁ(苦笑) 一度、みゆきサンの世界を短歌にしたいと思ってるんです。 昔は師匠に封じられたけど、封印は数年前に解けましたから(^o^)
by sei_97
| 2008-07-05 00:40
| 短歌
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