結社誌7月分

 『 薄 暮 』

★指笛で狐の母子に合図せり庭に餌を撒く満月の夜

★子ぎつねの二匹は墓を遊び場にあと一匹は母に寄り添ふ

★満月の庭に子ぎつねかろがろと跳ねあそびをり影ほそくして

★真夜中の雷雨さとれる野性なりきつね夜更けに激しく啼けり

★子ぎつねの遊びし跡か餌を乗せ置きたる紙の裂かれ散らばる

★人を恋ひ薄暮のときを行き行けばきつねの母子のとほく立ちをり

★ゆふぐれはきつねとヒトとたんぽぽのあひ会ふ時間 風そよと吹け
[PR]
by sei_97 | 2008-07-06 01:11 | 短歌
<< 妹 結社誌の締め切りが近い… >>