『アイヌ神謡集』

今日の「その時、歴史は動いた」でやってた。

私が『アイヌ神謡集』を買ったのは高校の時だったかな。
なんで買ったんだろ??(笑)
『遠野物語』なんかもその頃に買った記憶があるから、民俗学的なものに興味があったんだろうなぁ。

あ、それにしても、ウチみたいな田舎の書店にそんな本がよくあったもんだ。
(ウチの町唯一の書店は、今、国道沿いに新築してますが、たぶん、その新築に至る売り上げのかなりの部分を私が担ってると思います(笑)←どんだけ~)

アイヌの少女が言語学者金田一京助(これがまた辞書の編集者として名前知ってたしね)に東京に連れてこられて、慣れない土地で使い殺されたと思い込んでました。

全然違ってた。
知里幸惠さんは自分のいのちを削って、アイヌ文化を世に広めたんだねぇ。
生きてればすぐれた民俗学者か言語学者になってたろうに。
でも、それが神様の使命だったんだろうな。

『アイヌ神謡集』の校正を全部終えた日に亡くなったって。
すごすぎる。

それからいろんな人たちが彼女の遺志をついで、っていうか、アイヌの誇りを持って…。
国会での萱野茂さんのアイヌ語の演説は感動したもんね。
ついにここまできたか!って。

でも、日本人がアイヌを先住民族と認めたのは今年の6月だったんだねぇ。知らなかった。何て恥知らずなんだろう、日本人は。そして、それを知らなかった私も。

今度北海道に行ったら、萱野さんの資料館には行きたいと思ってるんですよ。知里さんの故郷は旭川らしいけど、私にとって近しいのはやっぱり萱野さんなんで(萱野さんの著作の方をたくさん読んでるので)。

旭川といえば、塩狩峠にも行ってはみたいんだけど。
これは三浦綾子の『塩狩峠』をこれも高校時代に読んで、ずっと気になってるから。
塩狩峠の、誰だっけ、小説の主人公になった人が電車に身を投げてみんなを救った場所には石碑が建ってるらしいので、それを見に行きたいなと思うの。どんな登り坂だったんだろう、どんな思いで彼は身を投げたんだろう、って。

困ったなぁ、行きたいところ多くて(苦笑)

しまった。話題がそれた(^^;)
『アイヌ神謡集』の最初の
「シロカニ ペ ランラン ピシカン クンカニ ペ ランラン ピシカン」
(銀の滴 降る降る まわりに 金の滴 降る降る まわりに)

っていうフレーズはきれいで大好きだったんだけど、今日の番組で、実際に口ずさんでるのが聴けてすごく嬉しかった。やっぱりきれいな抑揚(旋律?)だった。

アイヌに関する本を読んだり、アイヌの思想を考えたりすればするほど、「マトモな人たちが騙され、虐げられて、ずるい人たちがはびこる世の中なんだよな」ってイヤになる。
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by sei_97 | 2008-10-15 23:53 | テレビとか
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