カテゴリ:短歌( 45 )

7月例会

結社の7月例会行ってきました。
師匠は体調が悪くてお休み。
かなり残念。
そして心配。

久々にお会いできた人もいて、内容は充実してたと思います。

「自己破壊力」についての学習会もしました。

自己破壊。
難しいですよね。

自己を破壊する、ってことは、つまりは現状に安住しないってことなんだろうな。
そして、それができるためには強靱な精神力が必要。

すぐにはできないと思う。
じっくりエネルギー溜めて、どかーんと。あるいはじわりじわりと。

現状に安住していることは、ラクなことだけど成長がない。
だけど、現状に安住していなくちゃ壊れちゃいそうな時もある。
壊れちゃいそうなときに動いちゃだめだと思う。

壊す、と壊れるとは違うから。

国民総ウツの時代って言われるけど、そんな時代に「壊れてる」人は多いよね。
みんなもう少し溜めて、自分で「壊そう」と思えるまで待ってみればいいんだけど。

なかなか世の中いそがしくてそうもいかない。
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by sei_97 | 2007-07-08 22:22 | 短歌

結社誌6月分

   永 遠

★蛇を轢く さほど大きな衝撃のなきままひとつのいのち奪ひき


★轢き殺したる蛇の腹潰れゐて血は赤なりきわれとかはらず


★漆黒のつばさを広げ天空を斜めに切り裂く鳥一羽あり


★艶めける漆黒の羽は傾城の髪のいろして日にかがやけり


★十階のカフェより高きを鳶はとぶ風とらへたる翼自在に


★飛ぶことも落ちゆくことも知らざれば少年は身を刃となせり


★新型の列車は黄砂にかすみゆき西へ西へと消えゆくはるか
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by sei_97 | 2007-06-05 23:24 | 短歌

短歌結社月例会

一人で来てます。

やっぱ一人はしんどいなあ。みんなよく知ってる人たちだし、何がしんどいってわけでもないんだけど…。

天気が悪いせいかも。
うん。
とりあえずそう思っておこう。
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by sei_97 | 2007-06-03 12:57 | 短歌

結社グループ誌詠草

 『 混 乱 』

★ささくれた言葉とこころ丸投げのあさ山ふじは淡きむらさき

★すれ違ふ時間の中で沈黙の迷い子ひとり眠ってしまふ

★魚の居ぬ人造池に飼はれたる鴨いくたびも逆さになりて

★晴れわたる五月の朝に三人の喪服の女の終はらぬ会話

★ぎやあ遅刻すると叫びてそれすらもゲームのやうに楽しんでをり

★来院のたび待合の人の増えちみりちみりと世界が歪む

★診察も処方も薬も何せむに世界のひずみに呑み込まれゆく

★制服を脱ぎ捨てくわえ煙草なるアリスは鏡のなか哄笑す

★月のなき夜よりも深き闇にゐてなほなほ笑へ人間ひとり

★ひたすらに求むるのみの泣き声をあげる赤子の頬のまろさよ

★山道のみどりのなかに逃げ込まむ街のあかりのかまびすしければ

★水無月の苗整然と植ゑられしまま雨のなかうすくけぶれり

★うつし世に居場所を見つけられぬまま山あいの湯に浸れるひとり

★新緑のくすくす笑ふこゑのして顔をあぐれば空に残月

★移りゆく季節に取り残されしままいよよ濃くなる山のみどりよ

★わがままな己を疎みつつ臥せば夜明けの屋根に雀さへずる
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by sei_97 | 2007-05-30 23:39 | 短歌

結社誌5月分歌稿

    『午 後』

★混じり合ひはや意味なさぬ声ばかり充ち満ちてゐる広き店内

★にこやかに客送り出したちまちに無表情となり店員の去る

★楽しげに過ぎゆく少女の脛しろくぴんと張りつめ時を支配す

★膝上のソックスと短きスカートのはざまに見ゆる白き肉体

★ひとつずつ氷をグラスに丁寧に入れゐる中年男の堅実

★一瞥をくれて過ぎ去る男あり見知らぬどうしの時が交はる

★黙々とテーブルを拭く一時間六八〇円の労働
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by sei_97 | 2007-05-06 14:42 | 短歌

結社誌今月分&月例会

  『繚乱』

幹は朽ち倒れかけたる老木の枝枝に桜爛漫と咲く

老木に守られて咲く野の花の小さきむらさき日の当たりけり

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咲き満つる桜の老木の根元よりヤツデ生えをり天狗の土産

濃い紅をすべてはるかな天に向けつつじの蕾は時を待ちゐる

はしやぐ子とはしやぐおとなの声のなか桜はしづかに風を受けをり

甲高く百舌鳥啼き桜の花を喰ふ青空のもと花びら揺るる

桜花いろあはくして春生れし少女ひとりを溶かしゆくべし

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(見知らぬ少女が桜に溶け込みそうだったので思わず望遠で隠し撮りしてしまひました(汗)…顔とかわからないから肖像権犯してないよね(大汗))



風もなき真昼さくらの花びらのひらり足もと 空を見上ぐる

大空をどこまでのぼるぴちぴちと春のかすみを喰うか雲雀よ
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by sei_97 | 2007-04-07 23:54 | 短歌

今月の結社誌出詠歌とおまけ

     『 弥 生 』

うぐひすの初音おぼつかなき朝こたふるインコのこゑやはらかし

ああ春の来つつあるらし吹く風に鳥のさへずるこゑ弾みたり

暁を覚えぬ春眠たゆたゆと朝の日差しの広がりゆけり

眠りたる山少しずつ目覚めきてうすく笑むなりやよひのあした

洗ひ終え毛を梳きやれば黒き犬のそばに黄蝶のひらひらと寄る

早春をさへずりかはす鳥たちよ今日こそわれの生まれ出づる日

たましひの深きところへ根をおろしみづゆたかなるわたくしを知る


===

ということで、本日わたくし誕生日でございました。
いくつになったかは言わないけど(笑)

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こんなケーキと(これも年齢書いてない。うん、わかってらっしゃる)、こんなのもらった。

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「ふもふもさん」シリーズの一員で「けろーにょ」っていうらしい。
やわらかい。
いろいろ形を変えて遊べるからおもしろい。

結論:うれしい♪
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by sei_97 | 2007-03-05 23:08 | 短歌

月例会

明日は久しぶりに短歌の月例会に行ってきます。


知り合い10人以上の場に出るのはほんとに久しぶりなので緊張してます(^^;


明日持っていく短歌2首。


★擦りむいた膝を抱えてうずくまる少女にひとの声はやさしい


★うぐひすの初音おぼつかなき朝にこたふるインコのこゑやはらかし


そうそう。
今朝うぐいすが鳴いてました。

春です。
大好きな春です。
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by sei_97 | 2007-02-17 22:44 | 短歌

今月の結社誌出詠歌

今日は横着をして歌だけでござる。


    『 混 沌 』

★濃い霧のはれゆくあしたすることもないまま空をただ見つめをり


★苛々と追い詰めらるる夢の覚め今日もこころを持て余すなり


★すれちがう人のこぼせしほほえみにこころが一瞬やはらかくなる


★文字のみの付き合ひなれどやはらかきことばに浸るここち良き朝


★ひよこ草あをあをと生え確実に春の来てゐる証と思ふ


★世の中に背中を向けて過ごす日々インコ一羽に呼びかけらるる


★たすけてと小さき声でつぶやけば朝日は霧の彼方に丸し
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by sei_97 | 2007-02-06 23:14 | 短歌

短歌

昨日は疲れて昼間ぼーっとしてて、夜になってから結社グループ誌の締め切りだったということを思い出して、そこからが大変。

何とか作って、今朝清書して、広島市内まで配達してきました。

ということで、昨日はブログの更新もできませんでしたとさ。


んで、できた歌はかなりツメの甘いもの(^^;
わりとそのまま。
感情だだ漏れ(苦笑)

でも一応記事として載せておこうと思います。
以下興味ない方は華麗にスルーしてくださいませ。



  『漂 泊』

★理不尽なものが何かの見極めがつかないままに夕焼けを見る


★玄関にさくらそうの寄せ植えが増えていることに気づかなかった


★あたたかいことばやさしい文字たちが届いた夜は月があかるい


★世の中は捨てたもんでもないなんて今更ながら涙ぐんだり


★孵らない卵は捨ててしまいますインコよ今宵はゆるりおやすみ


★一錠の薬を増やしたそれだけで眠れる 夢など見ることもなく


★考えることのすべてを放棄して霜のしろさを見るゆっくりと


★雑音が雑念になる喫茶店の片隅でひとりコーヒーを飲む


★学生の笑いさざめく声ばかり気になって街は私に冷たい


★春が来ることをひそかに喜んでいる助手席のひとのくしゃみに


★いちにちを遊び呆けて過ごす身に夕日はかわらずあたたかく照る


★おだやかな冬日の中にワタクシが拡散してゆくひかりきらきら


★なるようになると思えば世の中はこんなにわたしと隔絶している


★降る雪に身をまかせつつ紅梅の蕾はかすかに色づいていく
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by sei_97 | 2007-01-26 23:17 | 短歌