結社誌2月分

「悼・笹井宏之氏」

★着信二件メール三件あまりにも突然すぎるひとの死を告ぐ

★語りたきことあるやうでなきやうでただゆふぐれの繊月をみる

★そらに浮かぶ笹の葉ひとつ 繊月よさやさや笹の音を聞かせよ

★異世界のことばを拾ひにいくのですきつとあなたはさふ笑ひます

★ひらかなのおほきうたよむひとなりき 日ごと寒さの厳しくなりぬ

★手をあはすこともせぬまま初七日をむかへたる夜 星空をみる

★かなしみといふ語の意味が唐突に降りくる冬の夜のしづけさ
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# by sei_97 | 2009-02-05 23:35 | 短歌

結社グループ誌投稿歌

mixiに書いたけど、分類保存のためにこちらにも。

  「夜明け」

牙抜かれ爪剥がれたるけだものの呻きばかりの聞こゆる真昼

少しだけトーンを上げて語りつつこれも演技のひとつと思ふ

カラオケのマイクを握り闘へるひとの歌のみ歌ひ続くる

耐ふることもまた闘ひと呼びうるか夕日を浴びつつ帰途につきをり

不器用に生くることなど許されぬ世の中にゐてほとけ慕はし

世の中のうつろひおもひオリオンの見ゆる零下の庭に佇む

もがき来し四半世紀を箱に詰め復活の儀式として厳封す

雪ふかき国より熱きことのはの送られ来たるそのあたたかさ

あはれなる我が身よと甘く嘆きたる部屋をこじあけ雪をんな立つ

こだわりを捨ててしまへば世の中はやさしきひかりにみちみちてゐる

もの言はれやすき人よとひとの言ふ さらば覚悟を決めて生きなむ

モニターの向かふにたしかにたくさんのひと在りそこにわたくしもゐる

波おほき海を越えつつ悩みなどなしと笑へるをんなのつよさ

ゆるくぬるく生きぬいてゆけ風のいろの見えるか否かためされてゐる

山茶花の葉群に雪の積もりたりその下に花は守られて咲く

新しき頁を開く ひな鳥が卵の殻を内より剥くごと
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# by sei_97 | 2009-01-22 17:45 | 短歌

あかん…

ミクシはやさしい人ばかりで、これ以上ぐだぐだ書くのは憚られる。

じゃあ、チラシの裏にでも書いておけばいいようなもんだけど、生憎チラシが手元にない。だからこっそりここに書く。

昨日はうまくやった。自分でも自信がつくぐらい舌先三寸がペラペラ出た。これでもう大丈夫だと思った。

でも、ほんとに私はそれでいいのか?

泣きたいぐらいイライラしてる。

昨日私がやったことは、自分の生活を成り立たせるためだけのこと。

私がやりたいのはそんなことじゃない。言いなりになって、「仕事」として割り切って、残り10年を過ごしていくの?それでほんとにいいの?

君が代ぐらい歌ってやるよ。元号表記だって屁でもない。でも、言いなりのまま割り切って行けるの?

試されてるんだと思う。ここをクリアしたらもう少し自由度は上がると思う。1年我慢すれば転勤だってあるかもしれないし。

でも不安。
私は、私の「仕事」を、食べていくためだけに使っていいの?それで自分は満足できるの?自分の満足は求めてはいけないものなの?

普通の仕事なら、きっちり分けることもできるだろうけど。
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# by sei_97 | 2009-01-09 23:51 | つれづれ

結社1月号詠草

  リセット

★あたらしき年の初めにリセットはできぬ昨日と向き合ひて立つ

★自覚なきままに本家となりぬれば盆正月の慣れぬ賑はひ

★正月の子どもらを迎ふる雪景色われにかはりて接待をなせ

★海底に息ひそめたる三年の過ぎて賀状の少なくなりぬ

★虚礼廃止とふ便利なる語のあれば今後も賀状は書かずにおかう

★子どもらは訪るるごとおとなびて一人前の口をききをり

★静寂のもどれる家に緊張のほぐれしインコの呼ぶ声たかし
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# by sei_97 | 2009-01-04 23:49 | 短歌

しばらく撤退します

mixiで日記書いてると、こっちに書くネタがだんだんなくなってきて…。
あっちはカラオケとみゆきさんネタぐらいって思ってたんだけど、もう区別が全然(苦笑)

でも、短歌はこっちに載せます。
カテゴリ分けしてるんで、記録にもなるし。

ということで、もし、もし、mixiに招待して、とかいう方がおられたらメールくださいませ。
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# by sei_97 | 2008-12-27 23:48 | ネット